3章 悔い改めに応答する神
おはようございます。ニネベの遺跡については、今日はグーグルマップでもその現地の様子が見られる時代です。実に、便利な時代になりました。神の祝福です。今日も、主の恵みを信頼し、支えられる豊かな一日であるように祈ります。主の平安
1.宣教者ヨナ
陸地に吐き出されたヨナは、異邦人の地ニネベへ向かいました。ヨナがどの海岸に吐き出されたのか、明らかではありません。しかし、たとえばイスラエルのヤッファの港からニネベまで、約1300キロ、だいたい東京から鹿児島までの距離となります。当時は、徒歩の旅、当時の人は、一日約30キロ歩いたと言われますから、おおよそ一か月半の旅となります。魚の胃酸にその全身の皮膚が溶かされていたとすれば、その途上で回復もあったと思いますが、それにしても、ヨナの外観は、おどろおどろしい姿になっていたことでしょう。ヨナが、「地のかんぬき」(6節)を打ち破って生還したこと事態が大きな証、神に取り扱われた彼が、神のニネベに対する裁きを語るのですから、さぞ、耳目を集め、真剣な応答を引き出したと思われます。
ニネベは、現在のイラク北部の中心的な都市モスル近郊、クユンジクに当たるとされ、その遺跡が(https://bit.ly/37xNW1X)残っています。BC700年のセンナケリブの時代には、その町の広さは700ヘクタール、東京ドームが約150個入る大きさになっていたとされます。ヨナの時代は、町が拡張していた時代と思いますが、700ヘクタールで考えてみれば、それは7平方キロ、「まず一日分の道のりを歩きまわった」というのは、この町をくまなく歩きまわったということでしょう。神を恐れ、靴底を減らしながら忠実に語り伝えたヨナの姿があります。そして、なんとこれによって町中の人々が悔い改めたのです。そして神は、ニネベに下そうと考えていた災いを思い直されました。
2.災いを思い直された神
神は、みこころに従おうとしなかったヨナを、追いかけて、警告を発せられました。その警告に悔い改め、救いを求めたヨナを、神は滅びの穴から救い出されました。神の熱心さとあわれみ深さが語られています。人は人生に失敗したらそれで終わりではありません。いつでも、それが神の戒めと思い、悔い改め神の助けを求めるならば、神はあわれみをもって救い出されるのです。
神を全く知らなかったニネベの人々にも同様でした。彼らが神の警告のことばを耳にして、その言葉を信じて、悔い改め、神を恐れ呼び求める人々に、神は「彼らに下すと言ったわざわいを思い直し、それを行われなかった」(10節)のです。
使徒ペテロも、新約聖書の中で、神は「だれも滅びることがなく、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです」(2ペテロ3:9)と語っています。また、使徒パウロも同様に「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます」(1テモテ2:4)と語っています。イエス・キリストの救いは万人に必要とされる福音です。今日神が、福音を分かち合う新しい出会いに導いてくださるように祈ることとしましょう。